月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

不透明

中古車販売店がお客さんから預かった車を故意に傷つけて修理費用を保険会社に請求したという事件が最近話題ですね。

車の故障って素人には良く分からないので、不具合に対して修理費用を見積もってもらったところでそれが正当かどうか判断つきません。

私の車は20年落ちのポンコツ車なのでたまに壊れます。そういう場合は決まって清須市内で個人で整備工場を営んでおられる社長に電話して診てもらいます。車を診てもらうと色々と詳しく説明してもらえるんですが、正直話の半分くらいは理解できていません。でもおそらくこの人に騙されることはないだろうと信じて、修理をしてもらいます。

自分では理解できないことは、人を信用するかしないかという問題に置き換えて考えるほかないと思います。

うちの塾も、保護者のひとからしてみたら毎月5万円払っているわりに、実際どういう授業が提供されているのか不透明だと思います。とくに高校生になると勉強の様子をいちいち保護者のかたと話す機会も減りますので、よけい不透明になります。

最近では年に2回保護者会を実施して塾での取り組みを知ってもらう努力もしていますが、基本的には塾の営業活動のエネルギーは保護者のかたではなく塾生に向けています。

保護者会を実施するのは、保護者のかたに安心していただくことで塾生に「勉強しているのか」などと言わないですむようにと願ってのことです。そういう意味では塾生の勉強環境を整える活動の一環です。

相伝学舎 清須 http://www.sodeng.jp
reasn いりなか・八事 http://www.reasn.jp