月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

採点基準

共通テストは問いごとに配点が公開されているので過去問演習でも一点単位で得点を計算できます。一方で、共通テストを除いた私大入試、国立大二次試験は基本的に配点が公開されていません。公開されていたとしても、大問にたいして「配点20%」といった超ざっくりしたものです。

そのため過去問演習では各問題に対して均等に配点されていると仮定して、正答数/問題数でざっくり6割とれたとか、8割超えたなどと計算するしかできません。このくらいのざっくり計算でも、「余裕で最低点はとれる」「ちょっと微妙なとこ」「かなりキツイ」の3段階評価くらいはできるのでそんなに困りません。

難しいのは国立大二次試験の数学・理科です。とくに問題が難しい大学(名大など)の場合、配点が偏っている可能性が高いです。私の名大理学部受験の経験では、泣きそうになりながら解いた名大の物理(てごたえ3割)は得点開示で判明した実際の得点が6割でした。

そういう大学の場合は、過去問演習に加えて模試結果を考慮するとだいたいの自分の立ち位置は分かります。

ただ、そんな心配している暇があったら1問でも多く問題を解く自習をしたほうが合格可能性は高まるでしょう。結局、自分の立ち位置がどうであれ、選択肢なんて「猛勉強する」しかないですから。

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