月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

第3期突入

塾の仕事は開業してから個人事業として営んでいましたが2021年12月に法人化しました。今日から法人としては3年目になります。

法人成りして良かったことといえばとくにありません。強いて言えば私の役職が「代表取締役」になったのでハンコ押すときにちょっとかっこいいくらいです。よく株式会社化すると信用が増すとかいいますが、塾の場合個人だろうが法人だろうがあんまり気にする人いないと思います。

逆に法人成りしたデメリットと言えば・・・。社会保険がとにかく重いです。会社の出費に占める社会保険料の金額を眺めていると頭がクラクラしてきます。なぜ自分が一生懸命働いて、そのかなりの部分をどこの誰かわからんジジババの医療費に使われなければいけないのか理解出来ません。世の中賃上げがどうとか言ってますが、第3期は自分の給料を賃下げすることにしました。

みなさんよく考えてください。会社勤めのかたは給与の15%が社会保険料ですが会社負担の15%もご自身の稼ぎです。色々ある税金のなかで最も重いのが社会保険料です。消費税の8%とか10%なんてハナクソみたいなもんです。ガソリン税なんてミジンコ以下です。

みなさんが私に支払ってくださっている授業料だって仮に私の懐に入るのが3割だとして、その3割の9%がジジババ医療費です。毎月5万円の授業料のうち4500円です。「会社負担」の会社とは自分が勤めている会社でもあるし、自分が買い物をするときにお金を払う先の会社でもあります。その代金に、少なくない社会保険料のコストがかかっています。

みなさんの可愛いご子息・ご息女が未来を切り拓くための教育費用のはずなのに、いつのまにか先の短い老人がちょっと健康を取り戻すために費やされることになっています。

納得いきます?私は納得いきません。

 

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