月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

しびれる

吹けば飛ぶ弱小個人塾もなんとか8年続いています。

向こう2-3年で潰れることはたぶんないので、よほど大きい交通事故などがない限り10周年は迎えられそうです。でも事故といえば、今までの人生で追突、側突、前からバックしてきた車が後突?、などいろんな形でぶつけられていまして、あと残すところは正面衝突だけとなりました。正面衝突に出会ったら10周年迎えられないかもしれません。

それはさておき、私は大卒で東証一部上場企業に就職していましたので、辞めなければ数十年は食いっぱぐれることがないやんごとなき身分でした。辞めちゃったので、今は一寸先は闇の世界で生きています。

でも思い切って辞めて良かったです。当時は、働いていてものすごく嬉しい瞬間はほとんどありませんでした。お客さんに感謝されることは1年に1回くらいあったような気がしましたが、あとは営業で四半期の目標を達成できたときに「これでコミッション給が跳ね上がるワーイ」と思ってちょっと興奮したくらいでした。

今は自分で始めた塾を通じて愛知県内のいろいろな保護者のかたや中高生と縁があります。これは自分が行動しなければなかった縁です。さらに塾で教えることを通じて、塾生が学力を上げて喜んでいる姿を見ることができます。最近では保護者のかたからLINEで連絡をいただいたり、先日の保護者会のアンケートで感謝の感想をもらうことができて、忖度を差し引いても少なからずお役に立てていると思うと嬉しいです。

この喜びは、安定した身分を捨ててリスクをとった自分へのご褒美ですね。

しびれますね〜!

(ちなみに実際の身体は事故の後遺症でしびれている)

 

 

相伝学舎 清須 http://www.sodeng.jp
reasn いりなか・八事 http://www.reasn.jp