昨日のマクドナルドハウスの素敵なところは募金を通じて家族生活の支援ができることです。でもよく考えたら普段の塾の仕事も家族生活の支援である側面があるように思います。
塾を始めた最初の数年は、大学受験なんて受験生本人の抱える課題であるから保護者のかたはお金を払ってさえもらえればお役目御免くらいに思っていたんですが、今思えば若気の至りでした。
受験は受験生本人が矢面にたつイベントには間違いないんですが、実際には家族のかたが騎馬で受験生が騎士の騎馬戦みたいなものかもしれません。多かれ少なかれ程度の差はありますがご家族のかたもビュンビュン飛んでくる矢に当たって消耗しています。
その消耗を少しでも軽減できればと数年前から保護者会を定期的に実施するようになりました。
ひょっとしたら受験のキモは自習なんかではなくて安定した家族関係にあるのかもしれません。