当塾からは自転車で10分程度の距離にある新川高校の紹介です。新川高校生の塾生は結構多いので、内部の様子も結構よく知っているつもりです。
新川高校の入学時ボーダーライン
まず、平均的な新川高校生が高校に入学したときの学力を把握してみます。新川高校合格に求められる内申点はオール4は必要なく合格者平均は31くらいです。内申点29でも十分合格可能性があります。当日点は110点中70点でもギリ合格可能です。
新川高校の併願校
新川高校を第一志望にする場合は、
名古屋北、津島東、小牧南
が併願校TOP3になります。
逆に、新川が第二志望のケースでは、
一宮興道、西春、五条、がTOP3です。
新川高校からの大学受験
過去の入試結果を見ると、名大には学年で1人受かるかどうか、学年のトップ10位にいて名工大、岐阜大、三重大あたりに合格できるかどうかです。国公立大学の受験を考えるなら高1からかなりゴリゴリ勉強していかないといけません。
というかこういう入試結果を出しているのは新川を滑り止めで受けている層なので、新川を第1志望で入った生徒はマジで高1から全力疾走しないとムリです。
私大は文系が
上位20位までで南山、上位50位くらいまでで愛知大、中京大になんとか受かりそうです。それ以外はそれなりに真面目に勉強していれば、愛知淑徳大や椙山女学園が合格圏内です。
理系のほうは、上位30位くらいまでで名城大、上位50位くらいまでで愛知工業大が射程距離です。
実際の新川高校生の志望校とのギャップは?
当塾に面談にくる、あるいは入塾して勉強を続ける生徒はそれなりに勉強にたいして真面目です。最初のころの志望校は理系の生徒なら三重大、岐阜大、文系の生徒なら南山大あたりを考えている生徒が多いです。しかし実際の入試結果をみると、三重、岐阜、南山とも新川高校内ではかなり上位にいないと挑戦できません。志望校と実力のギャップが大きいのが特徴です。でももちろん、超頑張れば受かる可能性はあります。
当塾からも2018年に明治大学政治経済学部の合格者が出ました。西春落ちの生徒でしたが高1からかなり頑張っていました。
その生徒の体験記はこちら
新川高校から受験を成功させるポイント
大学受験でカギとなる科目は英語と数学です。この科目はどこの大学に進学するにもたいてい必要で、かつ全国多くの受験生が「難しい」と感じる科目です。これらを仕上げることが超大切なのですが、平均的新川高校生、つまり西春落ちの滑り止めや五条落ちの滑り止めでもなく第一志望で新川高校に入学した生徒というのは、前述のとおり中学校のときの英数の理解が8割程度です。数学というのは中学が8割でも高校の勉強をごり押しすればなんとかなるものなのですが、英語はそうはいきません。
なので英語をガチで勉強したい場合には、中学校レベルの問題集からとりかからないとダメです。とくに「関係代名詞(主格、目的格)」「現在分詞、過去分詞による名詞の修飾」「受動態」「SV,SVC,SVO,SVOO,SVOCの分類」が出来ない人は、まず間違い無く大学受験英語は出来ません。これの丸暗記をするつもりで取りかかりましょう。
数学については、青チャートか黄チャートあたりの例題をひたすら取り組んでいくことになります。当塾で勉強する場合は青チャートで行きます。
先生に騙されるな!
新川高校でも「学校の勉強をやれば塾は不要」などという先生がいらっしゃいますが、正直いってムリです。ポジショントークと思われるかもしれませんが、当塾じゃなくてもいいのでどっかまともな塾に通って、勉強のやり方を教えてもらうべきです。
学校の先生たちは宿題や補習を与えるだけ与えておいて、自習のやり方までは教えてくれません。そして新川高校は学力の幅が上から下までめちゃくちゃ大きいので、集団指導でやっていくのは不可能です。優秀な人にとっては簡単すぎて、未熟な人にとっては難しすぎる指導にしかなりません。
一度の人生なので、悔いの無いようやっていきましょう。
清須市の大学受験 相伝学舎