月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

それ問題集の答え写しただけだろ!

最近の中学生の数学は、問題集の一部を印刷してわんこそば形式で演習させています。今日も、以前「計算速っ! 」の記事で紹介した他の生徒の2倍速で計算をしてしまう中学生が鈍行列車を抜き去る特急列車かのようにバリバリ計算をしていていました。

プリントをやりおえたら私が採点するのですが、簡単な方程式の問題をすべて暗算してしまうのはもちろん、「A地点から兄が分速40mで出発したあと5分後に弟が・・・」みたいな文章題も暗算していて、度肝をぬかれたわけですが・・・

ふとここで疑問がわきます。

「暗算で答えだけ導くと学校でワークを提出するときに、答えを写しただけだと疑われるのでは?」

という疑問です。

「ああ、それはいつも疑われます」

と言っていました。そりゃそうだ。笑

「暗算で計算していると言っても、信じてもらえません」

そりゃそうだ。

横にいた生徒が「隣で計算しているのを見ていても信じられないよ」とツッコんでいました。笑

先生、この生徒はちゃんと計算していますよ。ちゃんと評価してください。

ちなみに、そろばんは小学校時代に週4で通って鍛えたらしいです。前回の記事をみて「うちの子供にもそろばんをやらせよう」と思ったお母様がた、残念ながら週1程度ではほとんど計算力に影響はないものと思われます!

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp