ある中学生の生徒に「春休みの予定たててきて」という課題を与えて、今日その予定を拝見したんですが「3月31日、社会1時間、理科1時間・・・」みたいな感じで、勉強の時間を計画していました。
あ〜そういえば私も中学時代、勉強計画といったら科目ごとの勉強時間をかいていたかも、と思い返しつつ「やる時間じゃなくて、内容を考えましょう」と言って、既習範囲のなかで苦手な分野をリストアップしてもらって、取り組む内容を考えていきました。
時間によって勉強を管理しようとすると、時間を消費することに目がいってしまって、学力を得るという本来の目的が相対的におろそかになってしまいます。本当に必要なのは学習時間ではなくて学力ですから、自分にとって必要なことが何かというのをリストアップして、それを14日間の春休みなら14でわって、1日あたりのやることを考えるのが合理的です。
リストアップしてもらった分野は色々ありましたが、今回の春休みは数学だけに焦点をあてることにしました。複数科目よくばって未達に終わるよりは、1科目に絞って計画どおりやることのほうが、成長するだろうと考えました。
blogやtiwtter上では今年は中学生やりませんと言っておきながら、やっぱりやることにしました。朝令暮改というやつです。でも授業はやりません。