月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

受験勉強のやり始めは数学だけでいいのか?

入塾を検討中の生徒あるいは入塾した生徒で、学力がかなり低い位置からスタートする場合には当面は数学だけやるように教えます。「数学だけでいいんですか?」と不安になるかもしれませんが、数学だけでいいです。

学力が低いというのは勉強方法が分かってないうえに、問題が解けないということは勉強がつまらない状態であると予想できます。せっかく塾で勉強するからには、最大学力を伸ばせる可能性をさぐっていきたいので、そのためには勉強方法が身についていてなおかつ勉強自体が楽しい状態にもっていきたいです。勉強がつまらない状態だとまともな大学に受かりません。

そのためには1科目にしぼって、短期的にその科目の学力を上げるというやり方が考えられます。たとえば一ヶ月間、毎日10時間数学の勉強だけやることを想像してみてください。下地があれば高校数学の2分野くらいは仕上げられます。

こうやれば数学がとけるようになるのか!今までと感覚が違った!

という状態になってほしいです。

陸上の短距離走でスタートのときにしゃがんだ状態から走り始めますがあれは加速するために空気抵抗を減らすのが目的なのだそうです。勉強でも最初に勢いをつけるために、まずは結果を実感しやすいようにやることを絞ることが効果的です。


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp