月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

合格するために合格最低点をとる計算をしよう

これまで

 

内職して

1周目は答えをさっさとみて

何度も同じ問題をくり返す

 

という大事なことをお伝えしてきました。これを継続して実施するだけで塾にいかずとも合格率はアップしますので、これを実践して受かったら当塾までお布施をしてください。宜しくお願いします。

今日はさらに合格率をアップする秘訣を続けていきます。

それは

 

合格最低点をどうとるか計算しよう

 

です。

多くの高校生は、自分の受験科目を取りあえず学校で言われた宿題の量だけ勉強していますがそれでは無計画すぎます。かなりおおざっぱに言うと、

 

第一志望の入試配点の比率=勉強の時間配分の比率

 

と考えてください。例えば私大で配点が英語200点、数学150点、国語150点の大学なら、勉強時間も英語200 : 数学150 : 国語150すなわち4:3:3の配分にしましょうということです。

もちろんこれは多くの人に当てはまるように話を簡単にした場合の考え方なので、自分が高1なのか高2なのか高3なのか、センターと二次の比率はどうなのか、二次の問題はどのくらい難しいのか、第二志望以下はどこなのか、第二志望以下の最低限どこまでなら進学してもいいと考えているのか、など他にも色々変数はあるのですが超ざっくりの方針としてまず勉強時間配分=入試の配点の配分、を考えてみてほしいということです。

公立高校あるあるですが理系なのに古典の予習に前日夜に1時間も2時間もかけるとか、馬鹿げています。学校の各科目の先生は、受験科目全体のバランスを考えることがないので、自分の担当している科目を理解するために必要な勉強はという発想でしか課題を出してきません。

でも普通は、1日24時間という枠のなかで勉強時間を考えます。数学的に考えるなら、

英語の勉強時間をe, 数学をm, 国語をjとしたときに、

e≧0, m≧0, j≧0, e+m+j≦可処分時間(=10時間とする)

の制約条件のもと、合格可能性を最大化する時間配分を検討します。

(e, m, j ) = (4, 3, 3)なのか (5, 4, 1)なのか (4, 4, 2)なのか

判断しましょうよってことです。


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp