「うちの子勉強のやる気がないんですぅ」
という悩める保護者のかたに、そのやる気がでない理由を教えます。
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やる気が出ないのは2つの原因があります。親に原因がある場合と、子に原因がある場合です。
親に原因があるというのは、それまでの教育が悪かったということです。(グサッ)
勉強することの面白さを伝えられなかったのかもしれませんし、それによってどう自分の未来が切り開かれて行くのか背中を見せられなかったのかもしれません。(グサグサッ)
「せやかて親の受験は終わってしまったから背中を見せられまへんがな」
という人は勉強にたいする視野があまりに狭いので、そりゃ子供も勉強しません。
「勉強とは受験のために苦痛を感じながらやるもの」などと理解しているのでは?
毎日「退勤まであと2時間だわ・・・頑張ろう」などと辛抱しながら働いていれば、すなわち、苦痛と引き換えに対価を得るという価値観で働いていれば、勉強という苦痛と引き換えに学力を得るという価値観が子供に伝わるのも、まあありえそうな話です。
親の場合はその対価が25日にしっかり銀行口座へ振り込まれる点で苦痛の開放が見えやすいですが、勉強の場合は「やった分だけ点数に結びつく」わけではありませんから、やる気もでませんよ。
いや、私はしっかり勉強の価値や面白さを伝えられたと思う、という場合には、子供に原因があります。
といっても原因というほど悪いものではなくて、ただたんに勉強以外に興味があるものがあるだけで、「そろそろしっかり頑張ろう」ということを自覚する時期が遅かれ早かれ来ます。植物の種だって、発芽するまで何週間もかかることがあるわけですが、その間何もしてないわけじゃなくて、しっかり土の中で成長しているのです。
勉強というのは実生活と強く結びついているので、お子さんが実生活を充実させて営んでいればそのうち今勉強することがなぜ大切なのか理解するときが来ます。
そういう目には見えない精神的成長にたいする想像力がみなさん乏しいです。
私は「高校時代に勉強を超頑張ったから大学受験で合格できたのだ」と思っていた時期もありましたが、私の中高のテスト結果で一喜一憂しない(というか興味がない)まっとうな親に育てられてただラッキーだっただけなんじゃないかって最近は思いますね。
しっかり耕されて肥えた土に蒔かれるのと、公園の砂場みたいなカピカピな土に蒔かれるのでは同じ種でも育ち方が違いますから。いい土に植えてもらったらそりゃ発芽しますし成長もするわ。