先日2回目のワクチンを接種した翌日、多くの人と同様に副反応で熱が出ました。朝塾が終了した7時半あたりから徐々に熱が上がっているのが分かって、10時くらいには風邪のときのような熱っぽさになりました。
普段の風邪なら「あと何日で治るだろう」という憂鬱な気持ちになりますが、1日でおさまると分かっているのでむしろお祭り気分で「噂通り熱キター!」くらいワクワクしていました。その後、ロキソニンを飲んで数時間寝たら回復したのでますますテンションが上がりました。一時的にでも体調が悪くなると、自分の身体が生きることに固執しようとしているように感じます。
先日塾内模試を実施して、その解説を高3向けにzoomにて実施したのですが、
「昨年の塾生の塾模試得点はこのくらいで、合格した大学はだいたいこのくらい」
という現実を突きつけたあと、
「大学受験は基本落ちる試験だから」
と付け加えて、
「凡人は人間らしい生活を捨てて自習するしかないよ」
と塾生を追い詰めました。(たぶん塾生の間で私のあだ名は「日大ラグビー部の監督」になっていると思います。)
そのような現実を知らずに入試に突入するほうが幸せだったかもしれませんが、入試が終わって思って後悔するより今のうちに現実を見つめて残り5ヶ月を後悔無いように過ごせたほうが良いでしょう。受験勉強なんてワクチンの副反応のように、高3の3月には終了することが分かっているお祭りです。希望の大学に合格して、「もう二度とこんな勉強漬けの生活したくない」と振り返る日を思い浮かべて頑張りましょう。