月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

まず止血しないと

最近、人生があまりに充実していて毎日幸せです。

仕事では何より塾生達の合格の知らせ、ではなくてこの時期卒業生たちの挨拶で贈答のお菓子をもってきてくれるのでおやつであふれます。食べ物に困らないのは幸せですね。

というのは冗談として実際には塾をやっていて楽しい瞬間って合格の知らせよりは、「この生徒ずいぶん問題解けるようになったな!」と感じるときのほうが大きいかもしれないです。

学力の成長って直線的ではなくて、階段のようにあるときギュッと上がります。

今年の卒業生だと西春の生徒で模試などで学年で下位1桁という塾生がいて、高1秋から初歩的なことから丁寧にムラなく学習していって、高3の夏くらいで英語も数学も入試レベルの問題が解けるようになったときに結構感動しました。

入塾するときによく高校生は「受験勉強で何をしたらいいかわからない」と言います。学校の先生からすれば「高校の授業の予習復習と宿題と補習をやればコッコウリツに受かる!」だと思うんですが、実際には高1の夏の時点ですでに学年の半分以上は学校の勉強にフィットしない状態になってしまっていて、どこか体から出血しています。

だから「何をしたらいいかわからない」になるんですが、まずは止血からですね。でもたいてい背中から出血していて自分では止血ができなくて困っているというのが多くの高校生の現状だと思います。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp