昨日の岩石は全て愛知県東栄町という場所で採集したものです。
この200個近い岩石をすべて詳細に同定し続けると、最終的にはその土地の地質図を描くことができます。
一つ一つの作業はとても地味です。
拾った岩石を水洗いして泥をとって、乾かした後写真撮影をして、断面をルーペで観察して構成粒子を見分ける
このことをずっと続けていくと、せいぜい15cmの岩石の観察から、15 km四方の土地の地質を導くことができます。
これはまるで・・・大学受験ですね。
大学受験も、毎日の青チャートの問題演習という地味〜な作業がひたすら続きます。
でもその地味な作業を最後まで続けると、最後には大学合格につながり、その後の4年間の充実した大学生活の獲得につながります。