すみません昨日の写真で「見た目が全く違う」と言いながら
「だいたい似たような見た目の石じゃないか」とご意見を頂戴しまして、説明します。
ご存知の通り石は何百万年とか何千万年という年月をかけて地上に存在しているので、表面は風化してしまいます。
そこで岩石の特徴を調べるためにハンマーで叩いて断面を観察するわけです。
すると
こんな風に波打った模様(流理)がある流紋岩や
こちらも似た断面ですが色味は違いますし、
こんな風にパンチの効いた模様になることもあれば、
黒雲母を含むものもありまして、
同じ流紋岩といっても全く異なるのです。
これが同じ山から産出されたということから、マグマの冷え方の条件によって異なる岩石ができるということが分かります。
面白いです。
どうですか?岩石の魅力が伝わりますか?