一通り文法を覚えきって、受験英語の見通しがたった生徒に取り組んでもらう参考書があります。
和文英訳の参考書です。
大学入試の英作文は大きく2種類があります。
1. 和文英訳
お題となる日本語を英語に訳す問題。
2. 自由英作文
「あなたはどう思うか?」という問いに100語程度で答える問題。
最近のトレンドは2の自由英作文なんですが、この参考書は1の英訳に対応しています。
この参考書のいいところは、英訳の参考書という見た目をしていながらかなりガッツリと英文法を教えてくれる点です。もはや英訳の参考書なのか?英文法の参考書なのか?分からなくなるくらいです。
英訳の勉強は受験生活のどこかではさんでおくと、その後の英語学習の効率が上がります。
じゃあ高1の最初からやればいいのかというと多分無理で、英文法をしっかり覚えていて使いこなせるというのが前提です。なのでだいたい、この参考書に取り組んでもらうのは高3の後半くらいになりがちです。