月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

カレーうどんに思う

若いときには「ファミレスでお金を使うなんてありえない」くらいのことを思っていましたが今では「ファミレス以外で食事するなんてありえない」くらい価値観が変わってしまいました。いやもちろんファミレス以外に行くこともあるんですが小さい子どもがいるとファミレスの存在はありがたいです。

というわけでサガミでカレーうどんを食べました。

こんなに熱い液体なのに対流していません。

味噌汁は高温になると対流しますよね?明日、朝食のときに味噌汁をじっとながめてみてください。味噌汁内の粒子が色々な方向に流れているはずです。

私たちの足下深くのマントルも地球の内部で対流しています。

なぜ高温でも対流する/しないの差がでるのでしょうか?

実は対流の条件というのは方程式がすでにあって、

このような式で表現されます。この値が1000より大きいと対流が生まれます。

誰が見つけたのかしりませんが、カレーうどんや味噌汁内の粒子の運動がこんなちょっとした計算で説明できてしまうなんてスゴイ世の中です。

というか考えた人の脳みそがどうなっているのか気になります。

大学で勉強していると、こういう感動が得られて楽しい一方で、自分と比較してしまうと自分のしょぼさが際立ってしまってへこみます。

私は自信成分が多めに育ちましたが、それでも2ヶ月に一度くらい自分がいかに平凡な人間かを気づかせる事実と向き合い続ける人生です。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp