月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

入塾金

塾に入るのに、授業料とは別に入塾金というものを設定しているところが多いと思います。うちの塾でも高校生の部では21,000円を頂戴しています。

でも入塾金ってそれなりの額の割には実態がわかりにくいですよね。正直私も塾を開いた当初は、適当に設定していました。それこそ私が高校時代に通っていた塾の料金設定を真似した以上の意味はなかったです。でも実際には、入塾金に見合う働きはしています。

うちの塾の場合は塾生の学力と志望校を考えて、普段の自習内容をアドバイスしていきます。その自習内容は、模試の偏差値だけ見れば分かるようなものではありません。

何回か塾で用意した問題を解いてもらって、それを添削して、「ここはどういう意味?」などとコミュニケーションをとって生徒の学力を把握することで検討がつくものです。

入塾して半年、一年経過している生徒であればそれまでの蓄積があるので次にどういうことを進めていけばよいのかすぐに判断がつきますが、新しく入塾する生徒の場合は学力の状況をゼロから把握していかなければいけないので、その分だけ塾の仕事は増えます。その労働に見合った対価として入塾金を頂いていることになります。

そう考えると本来は高1、高2よりも高3の入塾金は高くあるべきです。時間の余裕がない分、何をやって何をやらないかの判断が難しくなるからです。でも今のところ入塾金は塾を開いた当初から据え置きしています。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp