月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

前も教えたよね?

・なんでわかんないの?

・前も教えたよね?

というのは、blog読者のお父さんお母さんだけでなく私も普段高校生に勉強していて何度も、というか毎日頭をよぎります。私の場合は似たような学力の生徒を何人も同時に教えていて同じような説明を毎月何十回もするので、余計そういう機会が増えます。

でも

・なんでわかんないの?

→説明が下手なだけ

・前も教えたよね?

→一発で覚えられるわけないだろ

というブーメランとして自分に戻ってくるだけなので、実際にはこういうことは言わないどころかそもそも思いません。

勉強を教えるってそういうもんです。「正直これ過去に4回は説明しているんだけどな〜」と思いながらまた5回目の説明をします。

でも塾生諸君は、間違っても「説明が下手なだけ」とか「一発で覚えられるわけないだろ」って思っちゃダメですよ。これは私がそう思うことでみなさんの学力が上がって、塾に箔がつくから無理矢理そう思っているのであって、教わる身としては「自分がアホだからちゃんと勉強しよう」「同じ問題で間違えないよう復習して覚えよう」と解釈すべきところです。そうじゃないと本当にいつまでたっても理解できない、覚えられないということになり大学に落ちます。

こういう考えを自責といいます。なんでも自責にしすぎるとそれはそれで病んでしまうので、せめて受験勉強くらいは自責の考え方で進めて下さい。

相伝学舎 清須 http://www.sodeng.jp
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