月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

長崎修学旅行(大浦天主堂、グラバー園、原爆資料館、中華街、路面電車)

最近は塾生から修学旅行のお土産をいただくことが多くてなんでかな?と思ったら中3と高2の人数が多かったからでした。わざわざ旅先でお土産買っていただけるなんてありがたいです。

というわけで私も修学旅行ど定番の長崎に行ってきました。

 

来年以降、長崎にいく予定のみなさんご参考にしてください。

 

原爆資料館

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ちょっとここは・・・修学旅行でいったらかなりテンション下がると思います。

もちろん遊び場ではないので当然ではありますが、私が高校時代いった沖縄は同じ戦争被災地でももうちょっとカラッとしていた記憶があります。


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長崎市外にいくと中華街がありました。

朝ちょっと歩いただけなんですが、9時台から結構活気がありました。

観光地半分、生活感半分の中華街でした。

 

 

めがね橋。晴れた昼の日に見ると、アーチの半分が水面にうつって丸いめがねみたいになるようです。長崎市街地はこういう川があちこち走ってました。

 

芋虫みたいな路面電車が走っています。これが形が可愛くて、みかけた瞬間飛び乗りました。1回140円で、名古屋の市バスのように降りるときに現金or交通系カードで支払います。

これから修学旅行行く人は、みかけたらノリで乗ってしまったら良いと思います。

よほど変なところにいくことはありませんし、中高生なら2-3区間は余裕で歩けます。

この路面電車は結構夜遅くに乗ったんですが、会社帰りの人や塾帰りの高校生など多くの人が利用していました。なかなか良かったです。

 

続きまして大浦天主堂。キリスト教の建物です。

見た瞬間宗教エネルギーに圧倒されて気持ち悪くなります。

吐き気を抑えながら入場料1000円のお布施を支払って「秀吉もパテレン追放したくなるわ」と思いながら早歩きして去りました。

私の中で、長崎市=アイデンティティのない人々がキリスト教に乗っ取られた町、くらいのイメージがつきました。

実はうちの娘が関与した3つの幼稚園のうち、選定を失敗したと思ったモンテッソーリ系の幼稚園は二つともキリスト教系で、たしかに

ちちと・こと・せいれいの・みなによって・アーメン

とかいって子供が言ってると可愛いんですけど、結局幼稚園の中身がともなってなかったことから、宗教系に良いイメージが全くありません。

大浦天主堂は出口が土産物コーナーになってるところも嫌でした。

唯一楽しかったのは踏み絵(レプリカ)の展示をみたことでした。

うちの塾生に「補習」と書いた踏み絵でも踏んでもらいましょうか?

 

となりにグラバー園という、金持ちグラバーさんのおうちの展示を見てきました。

長崎はほんと何から何まで乗っ取られていて地の文化がありません。

ちょっとした広い豪邸ですので、わざわざお金払って見るほどのものでもないです。

建築物に興味がある人は良いかも。

建物内の天井が高かったことが印象的でした。

子供たちは池の鯉の餌やりに興じておりました。

長崎にいった塾生はみな口をそろえて「カステラ屋ばっかりだった」と言っていたんですが、大浦天主堂近辺はたしかにカステラ屋が連立してました。

昼食はANAホテルでとりました。長崎の食べ物といえば?

カステラやちゃんぽんもそうですが、写真のトルコライスも有名のようです。

これらの共通点はもちろん・・・

長崎を乗っ取った食文化たちです。

長崎は修学旅行で同級生とワイワイいくには、結構せまい範囲にいろんな観光スポットが密集していて海の近くで開放感もあり、楽しめる街です。

一方で、私が滞在した短い時間で接した地元の人達からは何か冷たさを感じました。

距離感が、韓国の東大門に観光にいったときのような感じです。

「おたくら観光客でしょ?」

みたいな。

どこ言っても笑顔がないんですよ。

たとえば、長崎市の直前にいった島原市では博物館で「今日お客さん一人しかいないんで、よかったらすぐに上映始めましょうか?」ともてなしてもらったり、閉店ギリギリに飛び込んだ食事屋さんでは「ゆっくり注文してください」と気を遣ってもらったり、そういう歓迎感がありました。

それが長崎市となるとホテルにいっても、観光地の土産屋さんにいっても、そういうおもてなしは無かったし、なんならみんな目がクールでした。

食文化も宗教も海外由来のものが中心となった長崎はもはや日本にあって日本ではない。

長崎の人って地元の文化がなくて自信喪失してませんか?

そういう感想を持ちました。

 

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