最近、マルクス経済学を勉強しています。
マルクス経済学というと、社会主義経済思想でもあるのか?!と緊張感をもつ人もいるかもしれませんが、マルクス経済学というのは基本的には資本主義経済の仕組みの解明だと私は理解しています。
20歳のころ大学で勉強したなかでも、このマルクス経済学はとても面白く感じたものの一つでした。
ちょっと調べてみたら、当時私が履修していた延近(のぶちか)先生がそれっぽい本を出版されていたのでGETしました。
私、結構強めに意見表明をしますので、保護者のかたや塾生のなかにはその意見を信じることで気持ちが楽になる人もいると思います。そういう人のことを受験の世界では「信者」という多少ネガティブなニュアンスを含む言葉で表しますが、基本的には信者といえるくらい指導者を信じるほうが猪突猛進できて受験勉強はものすごくはかどるのが普通です。私自身も、高校生当時は「信者」として受験活動しておりました。
では30代になった私自身は今なにかの信者になれるかというと、なかなか頼れる人もいないので(大人になって知り合う人は利害関係が一致しないのが基本なので基本的には心から信用できることはない)、こうやって本にかかれていることを勉強して救いを求めることが多いです。
延近先生やマルクスにとって、私の人生なんてどうでもよいですからね。そういうそっけない視線でかかれた理論は、学べるところが多いです。