昨日は「良い塾とは」というタイトルにしたわりに、本題に入る前に話がそれにそれました。
良い塾とは何でしょうか?
先週、保護者会を実施して、今週から保護者面談を実施します。
私は塾の仕事と大学生活を兼務しておりますのでそれなりに貴重な時間を、生徒の学力アップではなく保護者のかたへ時間を割くという選択をしました。
もちろん最終的にはそれが塾生の合格可能性につながる狙いがあるんですが、商売という観点でみても保護者のかたに満足していただくというのは結構大事なことです。
というのも、うちの塾の場合、塾生の弟さんor妹さん、あるいは卒業生のお知り合いで入塾されるかたが結構多いです。
受験を終えて塾に対してどれだけ満足しているかによって、私の収入が決まるということです。
ですので通塾していただいている間に、塾生の学力を上げて満足してもらうのはもちろん、保護者のかたにも満足してもらうことが大事、というよりも、もしかしたら保護者のかたに満足してもらうことのほうが売上への寄与は大きいのかもしれません。
だからこそ、世の中の多くの塾は授業後に毎回保護者あてに報告をするんでしょう。
授業が微妙でも報告の質が良ければ保護者のかたに満足してもらえる可能性はあります。
私なんかは、良い塾=学力が上がる塾、とはっきり認識していてそこにこだわっていますが、学力を上げられなくても生徒や保護者のかたをひたすら肯定し続けたら、最後受からなくても満足してもらえる気がします。
外からみて、通ったら学力があがる塾かどうかというのはかなり判断が難しいと思います。