学校と異なり塾で教わるのは勉強の内容そのものだけではありません。生徒ごとに問題の解き方や英文の読み方の癖を見て、考え方の微修正を行います。英語なら前置詞や接続詞について軽視していないか、主述関係が捉えられているか、などがありますし、数学なら判別式の意味を理解しているか、場合分けの考え方は正しいか、など結構色々あります。
自習で受験を乗り切るのではなく塾を利用して受験するということは、自分に必要な修正点を指摘してもらうということです。それがあるから、限られた時間のなかで最大限の結果を出すことが出来ます。
さて、ここからはどうでも良い話なんですが、微修正をしてもらうといったらゴルフのレッスンを思い出します。ゴルフというのはバックスイングからフォロースルーまで、意識がどうこうできない短い時間で行います。いくら動画を撮影して「ここが改善すべきでは」くらいまで理解できたとしても、無意識の行為ですからそれをどう修正したらよいかは分かりません。そこで、レッスンプロに教わると、「思いっきりアウトサイドインのつもりで」や「左足を踏み込んでから腰を回す」といったように1つ1つ修正点&修正方法を具体的に示してくれます。ですので、練習場で一人でやってても全く上手くならないのに、レッスンを1時間受けただけでものすごく進歩をします。それだけ客観的なアドバイスというのは価値があります。
私は色々とレッスンプロを探した結果、三重県伊賀市にいらっしゃる先生にたどり着き片道2時間かけて教わっていました。開業してからは忙しくて行けてないのですが余裕が出来たらまた行きたいです。
過去、自分から先生を探してレッスンを受けたものはあと2つあり、1つはギターです。これは大学時代に探して体験レッスンをたくさん受けたんですが3人目くらいでようやく良い先生に巡り会えました。たしか1回30分か40分と短かったのですが、すごく良い練習方法を教わるので習ったことを家で繰り返すだけで上達しました。ギターは一人で練習するだけでまあまあ上手くなるものですが、教わると違いますね。ただ、その後出会ったこの本はそれと同じくらい効果がありました。本でも奇跡の一冊に出会えれば、レッスンと同じくらいの効果がありえるということです。
最後に1つ。当然、大学受験もある先生のところに通って勉強しました。塾に行ったというよりはその先生に習いにいったという感覚です。高校生当時、自宅から自転車で50分の距離にありました。入塾して2ヶ月くらいは週4日でしたがさすがにこの2ヶ月は勉強も大変だし、通塾も大変だしで疲れた気がしますが、学力が上がっているという確信が支えてくれました。
ちなみにこの3人の先生たち、みな良い意味で変人です。ある種、宗教かと思うくらいその人独特の世界観を持っています。世の中には普通な先生もいると思いますが、私は変人な先生が好きです。かなりぶっ飛んでいないと、教わる気になりません。逆に、ぶっ飛んでいる人なら自分が熱心な信者になれるので、教わったことを120%信じ切って成長出来ます。変人に教わるということは一種の賭けですが、よく調べれば100%勝てる上レバレッジの効く、非常に美味しい賭けなんです。
清須市の大学受験 相伝学舎
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