自分の学力から〇〇大学に届くのだろうか
過去、自分の偏差値から何パーセントが△△大学に受かったのだろうか
というのが気になる人がいるかもしれません。
というか、受験生なら誰でもこの種の不安に襲われることがあるでしょう。
この時の考え方の正解は「受かる」と思い込むことです。
通っている高校の過去数年間の合格実績を見て、1人でも合格者が出ているような大学であれば自信をもって「受かる」と思い込んでくれればいいし、1人もいないようであっても「自分が最初の1人なる」と思い込めば、なんとかなるかもしれません。
たとえば高3の11月時点で偏差値55だった人のうち100人に1人しか過去の統計上合格者がいなかったとしても、自分の合格可能性が1%というわけではありません。
それでも、仮に毎年東大合格者が1人か2人の高校に所属していて、「学年のトップ1人しか東大に合格できないのか」と考えてしまって、「自分はそんなに頭がよくない・・・」と不安になる人も中にはいるのでしょうけど、東大に合格したからといってそいつがどんなテストでも学年トップの学力かは分かりませんよ。
東大に合格できるのは、センター試験と東大の二次試験を解けるようになればよいのであって、普遍的な学力を得る必要はないのです。あくまでセンターと二次試験を研究してその問題だけ解ければ良いのですから。
これは志望校が東大であっても京都であっても早慶でも名大でも南山でもどこでも一緒です。模試とか実力テスト、もしくは定期テストの順位ではなくて、あくまで入試当日目の前に出された問題が解けるか解けないかなのです。
だから不安になる暇があれば、受かる勉強をしましょう。テスト勉強やっちゃだめですよ。