月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

中学の成績評価は理不尽ですが…

中学生を教えていて苦痛なのは、成績評価の理不尽さと向き合わなければならないことです。私は成績評価というか中学校そのものが大変嫌いです。

生徒は個性を潰され、先生に迎合することを強いられ、同級生はたいして面白いわけでもない…

関心意欲態度なんてテストの点が高いやつから順に高いに決まっているのに、提出物や授業態度を見られるなんて、意味不明ですよ。

テストの点は加味されるものの、成績評価に明確な基準がないということは最後の運命は先生の手の中にあるということです。

その最後の気分のブレリスクをなくすために、1日に何時間も春から毎日ずっと高校入試にむけて頑張っている私の生徒たちは、先生のご機嫌とりというくだらないことに人生のエネルギーを割かなければいけないなんて、悲しすぎます。

どの高校に進学しようとも、その後の大学受験で受かるやつは受かるものですが、それでも本人からしてみたらどの高校に進学できるかは人生最大のイベントです。

確かに、人生で実力だけを評価してくれる場面なんてそうそうなく、むしろゴマスリ技術が必要なことのほうが多いのも事実ですが、ゴマする相手が教師というのは遺憾です。たとえば会社の上司の上司とか、取引先の偉い人たちとか、それなりにゴマのすりがいがあり利害関係にある人ならまだ納得いきます。しかし本来利害関係など存在するはずのない教師と生徒の関係において、成績評価を媒介とした利害関係が成立するのは解せません。

塾生たちは大変成熟しているので対処しているようですが(というかゴマすり技術が高すぎて感動を覚えるレベル、ぜひ塾生たちが卒業したらブログでもそのテクニックを紹介したい)、私は永遠の中二病なのでメラメラむかついています。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp