月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

木村反省

2日前に少し思い切ったことを書いてみましたが、ゴルゴ13を愛してやまない私は常々自分を客観的に見たいと思っていまして、「ああ書いてみたものの、私の言い分って実際どうなんだろう」とその後考えていました。

私のなかで、

①一宮高校レベルの生徒は将来問題意識を実際に行動に移せる人間として活躍すべき
②問題意識を行動に移せる、言い換えると主体的な人間は、ケツを叩くより放置することで育つ

という2点から、「面倒見の良い」というのは実際のところただのスポイルである、という結論に至っています(一宮高校レベルに限った話ではありませんが)。

しかし、「うん、そうだよね、そういうやつは放置すれば勝手に動くしね」と同意してくれる人よりも「はぁ?放置して3%の確率で東大に行くか97%の確率で名大すらいけないかの選択するよりも、ケツ叩いて50%の確率で名大に行けた方がありがたいだろうがやぁ?!」と思う人のほうが多いだろうし「人物はどうであれコッコウリツに行けば将来安泰だがや!?」と思っているんだろうなあというのは、なんとなく察しております。

私なんかは、成熟しないまま大学にいってもそこでたいした学びがなく、成熟しないまま就職活動してもダメだろうと思ってしまうのですが、コッコウリツを崇拝する人が愛知県内でマジョリティであるなら、「人物がどうであれコッコウリツ出身のA君を採用しよう*」と人事部長がハンコを押すのも想像に難くありませんから、「成長とか成熟とかどうでもいいから、レベルがどんなに低くてもいいから、コッコウリツに行っておこう」という判断のほうが合理的な一面もあるのかもしれません。ていうか、たぶん、そう。(実際に*のような発言をしている人がいるんですよ、と、ある生徒のお父様が以前教えてくださった。)

需要と供給が一致しているのだから非難される筋合いはないし、なんなら需要に合わせない私はかなりのビジネス機会を取りこぼしていることになります。

縁あってこのblogにたどり着いてくれる毎日数百人の人の大多数95%くらいにとっては、参考にならないどころか読んでいて気分が悪いだろうし参考にしてしまったら生きづらくなってしまうようなことを書いていることになるのですが、それでも空気を読まず書き続けたいと思います。

毒にも薬にもならない存在にはなりたくありませんから。

というわけで木村反省してません!バカにつける薬無し?!

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清須市の大学受験 相伝学舎
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