塾での指導は市販の参考書をベースにしていますが、生徒の学力にジャストフィットするものというのはありません。学力というのはどの科目でも凹凸のあるものなので、完全にフィットさせようと思ったら家庭教師的にはりつかないとムリです。
塾で実際の生徒を指導していると、「この説明は分かりづらい」「この問題は難しすぎて不要」「この構成は理解しにくい」など色々不満が出てきます。とはいえ不満を言っていても仕方ないので、不満を解消するために自分で教材を作ってしまおう、ということになります。
そのような手作り教材がいくつかあると、あとは生徒の学力をみてその教材にあわせて授業中に説明を微調整すれば、かなり満足のいく授業ができます。少なくとも集団授業のように「ある生徒にとっては難しすぎて、ある生徒にとっては易しすぎる」といった状況はありません。家庭教師のようなレベル別授業を塾で実現できます。