月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

生物種なんて増減するのが普通?

よく絶滅危惧種を保存しようとか、外来生物を駆除しようとか、そういう話を聞きます。

聞こえはいいですが、いったいそれらの目標にどういう意味があるのか私は疑問です。

生物種は地球46億年の歴史で大きく増減しています。

たとえばカンブリア爆発という有名な言葉があり、これは生物種が大きく増えた時期です。捕食生物が現れて硬い殻をもった生物が誕生しました。

デボン紀には魚類が、石炭紀には昆虫が繁栄しています。

古生代と中生代の境目にはP-T境界といって生物種が大量に絶滅した時期があります。その時期は酸素が欠乏していたと言われています。

その後中生代になると温暖な気候で恐竜が繁栄したと思ったら、新生代との境目(K-Pg境界)ではどでかい隕石が地球に落ちてその塵が地球を覆って、地表に太陽光が届かなくなった結果全球凍結が起きてここでも多くの種が絶滅しました。

生物の種なんて地球が宇宙に存在する限り増減します。絶滅する種もあれば、新しく生まれる種もあります。それは受け入れたらいいんじゃないでしょうか?

生態系が崩されると思う人もいるかもしれませんが、恐竜が絶滅したあと哺乳類が大きくなったように、絶滅する種がいたらその代わりに幅をきかせる種が現れるだけです。

外来種が在来種を駆逐することだって、地球上の大陸がくっついたり離れたりする中で何度も起こってきた自然なことです。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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