月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ここがSでここがVでここがOだ

「ここはS、ここはV、ここはO、ここはC」

と先生が説明してその通りに教科書に下線を引いていく。よくある英語の授業です。

そして生徒はいまいち納得していなくてもとりあえず下線を引きます。そして下線やさまざまなカッコと矢印の記入された一つの作品のような教科書が完成します。

もちろん、そんなアンダーバーとカッコと矢印で埋め尽くす作業なんて無意味です。

大切なのは、教科書にカッコや矢印を書き込むことではなくて、なぜそのようなカッコや矢印が成立するのかの過程です。

数学で「4人がじゃんけんしてあいこになる確率は13/27だ!」と言われてノートに

4人がじゃんけんしてあいこになる確率は13/27

と書き込んでも何も意味がありません。その答えに行き着く過程が大事なのであって計算結果自体には意味がないということです。

でも英語になるととたんに、最終結果を書き込んで勉強した気になってしまいます。

では、どうやったら英語で「過程」を勉強できるでしょうか?

その答えは「予想する」です。

 

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