月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

田舎暮らし都会暮らし

昨年の追突事故で足を痛めたんですが4ヶ月たっても痛みが残るので紹介状もらって、名市大の大学病院にいってきました。

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名市大といえば、第一期の卒業生の受験を思い出します。前期入試で超おしいとこまでいったんですがわずかに届かず。しかし塾のこれまでの歴史を振り返っても、彼の高3での猛勉強はとくに印象的です。住民票を移したほうがいいくらい自習室でひたすら自習していました。

病院の話ですが名古屋市はさすが230万人都市だけあって、病院が豊富です。紹介状でいくレベルの病院が何ヶ所も密集しています。先日娘が入院したところは自宅から徒歩圏にあったので、入院の対応の負担が小さかったです。

一方、地方になると病院は少ないうえに自治体が貧弱なため縮小傾向にすらあります。石川県の地震で被災したインフラについても、住民が少ないので本当に復旧する価値があるのかという議論もポツポツみられます。

被災地での断水も、水道管の耐震化が遅れていたことが響いているようです。たとえば七尾市での水道管耐震化率は約20%ですが名古屋市は60%らしい。最近名古屋市では成長しすぎた街路樹を植え替えしていますが、地方では木の植え替えにつく予算なんてなさそう。ビッグモーターを誘致したら勝手に街路樹を撤去してくれそうですが、新しく植わることがないから殺風景になるだけです。

田舎暮らしといえば不便だが生活にあまりお金がかからない、というイメージがありますが、今後自治体のインフラや財政が貧弱になるにつれ、田舎暮らしには潜在的なリスクが大きくなるように思います。

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