塾を開いた最初の数年はわりと情熱的に生徒と向き合っていました。数学が全然できないんです、、、という生徒がくれば、「来週までに教科書の50ページ分をノートに丸写ししてこい。一回じゃ理解できないから同じことを3回だ」などという非人道的な課題を与えることもよくありました。
これをやると、乗り越えられる人は乗り越えてレベルアップしていけるんですが、「できませんでした」とかザラですし、ひどい場合には「無理なので辞めます」という結末を迎えることもあり、こちらも心が折れてある時からやらなくなりました。
補習なんて出てたら受かんねーよ、ということもblogではたびたび書いてますが生徒に直接言うことはここ数年はほとんどありませんでした。
でも数学にしろ英語にしろ、高校進学後に一度できなくなってしまったら、かなり派手に勉強しない限り復活するなんてまずムリです。そして高3になってのんびり補習なんて出てたら受かるものも受かりません。
キツイこと言って辞められるくらいなら、ゆるくやって売上に貢献してもらうというのも一つの手ですが、いくつかきっかけがあり、再び熱量を上げていくことにしました。とくに学力がほぼ崩壊している限界受験生にはスパルタでいきます。
そうすることで退塾者がでるor増える可能性が高いんですが、塾全体の学力アップのための税金だと思って「いやなら辞めろ、勉強したくないやつは塾に来るな」という昔の熱い気持ちで指導していくことにします。
保護者のみなさま、向こう1〜2ヶ月でお子さんが「塾キツイ」と言い出したらこの件が原因です。前もって言っておきます。
ちなみに後編の「スパルタでいきます2」はまた1ヶ月後に…