月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

辞めたい?

最近退職代行サービスが人気らしいです。こないだ前職でつきあいのあった会社の人も「最近の人は、辞めるときにいきなり退職代行会社から電話がきて頭くるわ〜」と言ってました。

今の若い人達は終身雇用されないと分かっていて、しかも若い世代の人数が少ないので会社をやめたとしても次の仕事をみつけることがそこまで難しくない、ということが背景としてありそうです。

しかしそれにしても、なぜ自分で言え(わ)ないのかというのは疑問に残ります。

塾でも退塾したい人は基本的には本人が直接私に伝えてきますが、まれに保護者のかたから連絡がくることもあります。

みなさんなら、お子さんが「塾をやめたい」と言ったときに本人から伝えさせるか親がでるかどうしますか?習い事ですので、本人が何と言おうと続けさせる、という人もいるかもしれません。

退職代行の件については、今の若い人が大切にされすぎた結果なのかも?と私は予想しています。自分に関する交渉ごとを親に代行してもらい続けたら、退職代行サービスもそりゃ使いますでしょう。

そのうち退職代行サービスだけじゃなくて、退塾代行サービスがでてきたりして・・・。いやそれもう保護者の人がやってるか。この場合、子供は親にサービス料2万円を払うことはありませんが、他人とやりとりする成長機会の損失を払います。獅子の子落としとはよく言ったものです。

相伝学舎 清須 http://www.sodeng.jp
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