地震やマグマの上昇といった地球内部のことから遠い宇宙からやってくる各種電磁波まで、あらゆる自然現象が数学で説明されます。現時点で説明できないことも、やがて新しい理論が出てきて包括的に説明できるようになる未来が来ます。
地震で生じる波も、遠い宇宙の惑星が放つ光も同じ正弦波で説明されます。
地球の波と宇宙の波がなぜ同じなのか考えると不思議です。宇宙に設計図でもあるんじゃないかと疑いたくなります。
地球が温まるのは太陽の放つ光が地表に吸収されるのと、地表が反射した赤外線が雲に遮られることが原因です。雲のなかの分子中の電子が反射光を吸収すると言われています。
地球が温まる理屈は100年前も100年後も、日本でもブラジルでも同じです。
これはこれで不思議ですが、人間の気持ちが温まる理屈も不思議です。
人間はいつどんなタイミングでどういう気持ちになるか理屈ではなかなか説明できません。
大学受験にむけてそろそろ本腰入れよう、というタイミングもそのときの本気度合いも10人いれば10人違います。
自然は完璧なまでに理屈で説明できますが、それを観察する人間は理屈で説明できません。
