月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

苦行

先日、幼稚園のイベントで某著名人?の講演に任意参加のていをした強制出席させられる苦行を体験しました。

任意参加とみせかけて実質的には強制参加といえば五条高校のお家芸の補習ですが、生徒の話によればこの補習も本当の任意参加になりつつあるらしく時代の変化を感じているところです。

さて、まったく興味もなければそもそも「誰ですか?」という著名人の講演を聴くというのは、私にとっては「その辺のおばさんが教育を語っている」以上でも以下でもないので、全ての話は右の耳から左の耳へと通過しておりました。

歌手の方だったんですが、「子育てのために仕事を休んでいましたが、子供のことに集中してはいけないと気づいてからは、仕事を再開しました」という話。

手に職がある人にとっては参考になるかもしれませんが、普通の事務職の場合は出産や結婚で退職してしまったら「育児も落ち着いたし職場復帰」というのもよほど大企業勤務でないかぎりムリでしょ。

こんな話、誰が参考にするんだろう?とずっと上の空で聞いていたんですが最後にホスト挨拶で

「とても共感できる話ばかりで感動しました!泣いている人もちらほらいました!」

と大絶賛で、まじかよと思ってその日一番驚きました。

トイストーリーでも流してくれたほうがよっぽど勉強になっていたし面白かったけどな〜

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