月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

授業の楽しさ(英語)

英語は普段の授業で生徒の書いた英文和訳をその場で添削して読み方を指導できるので、「一見よく読めている風の和訳だけど実はSV構造が全く取れてない」というような致命的ミスを発見して教えられるのが楽しいです。

英語のゴールは与えられた英文を書いた人が意味した通り読めることです。現代文と違って、英文を読めさえすれば設問の答えに困ることはありません。

英語を教えるには問題を解かせて「この問題は本文の20行目と書いてあることが一致する(ア)が答え」みたいな解説をしても、生徒が本文を読めていなければ全く意味がないです。だからうちの塾では英語の問題を解かせることもほとんどないです。最初から最後まで和訳に終始します。和訳を正確にできさえすればあとは勝手に得点できます。

In England tea has...

で始まる文で「主語はどれ?」という質問に"England"と答える生徒に、なぜEnglandが主語になり得ないのか、そもそも英文を読むときの心構えは何かを理屈で教えます。

中学3年間かけて変な読み方をした重症な人の読み方を矯正するのに1-2年かかることもありますが、1-2年かけさえすれば変な読み癖がある人も正しい読み方ができるようになります。我ながらスゴイと思います。

相伝学舎 清須 http://www.sodeng.jp
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