月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

こりゃまいった

英語の授業中にでてきた英文(NEW TREASURE, stage3, lesson2)で

 I will see the results of their work in the years to come.

このto comeが分からないという質問を受けました。

英語についてのたいていの質問は0.5秒以内に自分の中で答えを出して、次の2秒以内でどうやって説明するのか考えるんですが、この文はすぐに答えがでなくて困りました。

「雰囲気的にはthe years to comeでひとまとまりだからyearで辞書しらべて見ては」

といって時間稼ぎしたんですが結局yearのところにはそれらしき例文が見当たらず。

そうなると一般的理論で説明するほかありません。the years to comeをひとつのかたまりとみるとto come部分はthe yearsにかかる形容詞用法のto不定詞となります。形容詞用法の場合、直前の名詞と不定詞の間にはいくつか関係がありますがこの箇所では

The years come.(数年がやってくる)

というSV関係が成り立ちますので形容詞用法という解釈は説明が通ります。

元の文にもどって「やってくる(次の)数年」と理解すれば全体は

「私はむこう数年で彼らの仕事の結果がわかる」

となります。たぶんこれでokです。

 

相伝学舎 清須 http://www.sodeng.jp
reasn いりなか・八事 http://www.reasn.jp