物理の勉強をしていて思ったんですが、誰に習うかというのは本当に大切です。私の物理は人に教わっているのではなく、ある参考書で勉強しているのですが、参考書で学ぶというのはその著者に習うということですから本質的に違いはありません。
高校時代の物理はとにかく意味が分からなかった。今までずっと勉強の難易度は、
物理>>数学
というイメージだったんですがそれは高校時代からの印象です。なんというか数学が1次元なら物理は二次元というか、数学は数式だけを操るのにたいして物理は数式に加えて現象をつかまなければならず、その上問題文も長いし、ある問題がとけても別の問題のシチュエーションはまったく違うし・・・というイメージがありました。
でも今ははっきり
数学>>>>物理
と思います。物理は数学より覚えるパターンが少ないし、計算も文字中心なので少ないし、状況がちがってもそこまで解法は変わりません。
分かりやすい参考書を選ぶことができたから、物理が楽しいと感じるし結果もついてくる。
高校時代に塾に通ったときも、先生の指導がすごくよかったので同じ数学でも勉強のやりかた一つでこんなに景色が違うのかと思いました。
何かを学ぶときには必ず指導者を持つべきです。大学受験なら、1ヶ月くらいかけて探しても良いくらいです。適当な先生に教わる13ヶ月より、良い先生に教わる12ヶ月のほうが得られるものは多いでしょう。
ただし私みたいにいきなり参考書で学び始めるのは、うまくいかないと思います。私の場合、物理の参考書を選ぶまで10冊くらいは受験関連の本を読んで勉強方法を吟味しているので、ちょっとインターネットで検索したくらいでは珠玉の一冊にはたどり着けないです。