大学受験の英語は参考書選びが特に難しい科目です。参考書の数はおそらく全ての科目のなかで一番多いから珠玉の一冊に巡り会う可能性が小さくなるというのと、英語といってもその中に様々なジャンルがあるので、全く意味のない勉強をする可能性が高くなります。
数学だったら、チャートを解こうが、プラチカを解こうが、レベル違いはあってもジャンル違いっていうのはありません。
でも英語はジャンル違いがある。特に、読解力を上げたい人が、読解力の上がらない勉強をひたすらする悲劇がダントツの一位で多いです。
高校生がやる気を出すと、だいたいこういう参考書に手を出します。
レベル別になっていて、1から始めて一冊ずつ取り組んでいけば6に行くような夢を持たせてくれるものです。
中学時代から「英語の勉強といえば、単語覚えて、文法覚えて、長文問題だ!」みたいな、いかにも本当っぽい嘘を教えられているので仕方ないことではありますが。
長文問題を解くというのは、アウトプットの勉強です。英語の実力を伸ばしたい人がやるべきなのは、アウトプットではなくてインプットです。
当塾ではインプットのなかでも一番大切な英文解釈を重要視してやっています。あまりに重要視しているので、それ以外のことは授業で教えません。でも、それでちゃんと結果は出ます。お金をいただいて教えていますからね!
ちなみに写真の問題集が悪いというわけではありません。