月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

make, let, haveの違い

使役動詞makeは後ろに名詞+動詞の原形が続いて

make A do 「Aにdoさせる」

という意味になります。

let, haveについても名詞+動詞の原形が続くというのは同様です。

で、これを勉強するときにmake, let, haveの微妙なニュアンスの違いも学びます。

makeが強制、letが許可、haveが義務

のような説明をされることがあります。

でも正直なところ、このニュアンスの違いを理解する必要があるのかというと最初のうちは、全部「Aに~させる」とまとめて覚えてしまって良いと思います。

この基本の意味が分かっていれば、英文読解で困ることはよほどありません。

というかこの基本の意味を文中で取ることがそもそも難題です。

そもそもmake OCの「OをCにする」との区別がついていなかったり「Cにする」と「doさせる」の日本語の意味が分かっていなかったりします。

英語学習においてはまずは細かいことを置き去りにして、要点だけどつかんでどんどん先に進んでいき、ある程度進んで余裕がでたら細かいところを詰めていくのが良いです。

roomという単語は高校入試では「部屋」で覚えますが、大学入試では「余地」という意味も覚えることになります。でも「余地」という意味は高校になってから覚えればよいのであって、中学のうちからroomに対して「部屋、余地」と覚える必要はありません。

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