月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

交通事故に気をつけてください

先日、塾の近くの交差点で側面衝突の事故がありました。運転席のガラスは粉々で、Aピラーのフレーム修正が必要、というかたぶん廃車じゃないかというほどでした。運転手のかたに怪我がないことを願います。

愛知県は自動車事故件数が毎年、全国ワースト1位ということですが、十分実感できるほど事故を見聞きすることが多いです。ほんとうに気をつけなければいけません。私は昨年、相手側一時停止の交差点から突っ込んできた車によって事故に巻き込まれてしまいましたが、あの件で世の中アホだらけだと認識して運転すべきだという気持ちになりました。そのうえ「ちゃんと一時停止した」などと人の車を廃車になるまでくしゃくしゃにしておいてどの口がそんなこと言えるのか本当に驚きましたが、やはり世の中アホだらけだという結論にいたりました。次に買う車にはドライブレコーダーを必ずつけます。

屋内で勉強を教えるという仕事に危険はありませんので、私が死にさらされることがあるとしたら交通事故だと思っています。私の仕事は授業を休講にしたら返金しなければならないので、今後10年程度は入院等ない健康体を維持しなければいけません。そういうことを考えると、次に買う車は安全なものが良いと思っているのですが、果たしてどういう車が安全と言えるのか。

素人目線ではドイツ車のような分厚くていかにも硬そうなドアやバンパーの車に守られるのが安全かと思うのですが、物理の知識で計算してみるとまた見方が変わってきます。

人間が事故で受ける衝撃Fは力積FΔtで求められます。FΔtは衝突前後の速度差で求められますから、速度差が大きいほど衝撃が大きいということになります。たとえば自分が停車していて横からズドンと食らったときに初速度10m/sで吹っ飛ばされるか1m/sで吹っ飛ばされるかを比較したときに前者のほうが衝撃が大きいということです。

ということは反発係数eの小さい車を選んだほうが事故をしたときに受ける衝撃が小さいんじゃないかと考えられます。日本車は衝突のときにエンジンルームやボンネットをくしゃっとつぶすことでキャビン部分の衝撃を和らげると聞きますから、そういう設計思想の車のほうが良いのでしょうか。

この点については、軽微な事故であれば潰れる設計の車が、大事故なら潰れない車が良いのではないかと今考えています。つぶして衝撃を和らげるといっても、正面から10tトラックが突っ込んできた場合を考えると身体まで一緒に潰れてしまいそうです。そういう万が一のことを考えるとベントレーやハマーのようなデカくて潰れなさそうな車が命を守ってくれると言えそうです。買えるかはまた別の話ですが・・・。 

清須市の大学受験 相伝学舎
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