以前読んだ本(「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方 佐藤亮子)で、「勉強において文房具は重要。自分にあったものを吟味すべき」と書いてあってその通りだなと思ったので、シャーペンをこつこつ買ってみて比較していました。
私は高校生のころからプラチナのゼロシンを愛用していまして、ゼロシンこそ最高と思っていたんですが広い心で比較してみると意外と良いものがあるのだということに気づきました。
シャーペンによって書き味というのはほとんどかわらないのですが、疲れにくさは異なります。疲れにくさを左右するものは、シャーペン自体の「重さ」と「重心」ですね。
人間工学とか持ち出せば、こうあるべき重さと重心が求められるのかもしれませんが、ほとんど好みの世界だと思います。
あまり軽すぎるとスナップがきかない分、ペン先を動かすのにエネルギーを要します(軽すぎる靴が疲れるのと一緒)。
適度な重さのものでも、重心がどこにあるかによって動かすときに違和感を感じます。
それで色々比較した結果、
プラチナのオレーヌ MOL-1000、パイロットのドクターグリップ BDGCL-50Fに落ち着きました。
どちらも重さ・重心とも申し分ありません。
握り心地に差があり、オレーヌは固めでドクターグリップはフニャフニャしています。片方をつかって疲れたら、もう片方を使うというローテーションをしています。