月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

辞書を上手に引きましょう

英語の授業でたまに辞書の引き方を教えます。

今日は、前置詞withが出てきたので本文中でのwithの意味がなんなのかを辞書からどう調べていくかを教えました。

withにかぎらず、前置詞はfor, on, in, atなど中学から知っている単語ほど意味がたくさんあります。前置詞だけでなく動詞のmake, have, take, putなども同様で、簡単に思える単語ほど色々な意味を持っています。

なのでwithを調べるといっても、広範囲におよぶwithの解説部分からどこを中心に見ていくのかある程度あたりをつけないと辞書をつかう効率があがりません。今回は、

With the passing of the years, the questions move from annoyance to concern.  

というセンテンスで、the passing of the yearsが時間をあらす表現なので、withを調べるときにも「時間がらみの項目がないか?」という観点で調べるということを教えました。

 

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すると16番のところに

【同時・同程度】・・・とともに、と同時に

という意味がのっています。あとはここに紹介されているセンテンスを読んで、意味が近いことで確信にいたります。

 

こういうのは習うより慣れるべきことなのですが、高校生にとっての辞書利用とは大人にとってのゴルフみたいなもので、使うのが楽しくなる前の期間が長いので、こうやって手ほどきをしてあげる必要があると思っています。

 


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