月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

隣の人とペアになって会話練習

中学生の英語学習環境はたくさんの問題を抱えています。

最も大きな問題は、英文の読解が品詞と文法の偏重していないということ。母国語ではない言語の意味を正確に理解しようと思ったら、品詞と文法を駆使して読むほかありません。たとえば

People watch this anime all over the world.

の英文を読むときに、ほとんどの中学生は、

people 人々 watch見る this animeこのアニメ all over the world世界中

という単語を足し算して

「人々は、このアニメを、世界中で、見る」

と理解します。

ここで二つ目の問題です。中学校の英語の教科書の内容が簡単すぎるということです。

あまりに簡単すぎるので文法的に読みほどかなくても、意味を大きく外しません。

仮に↑の文のall over the worldを「世界中みる」と副詞として訳しても「世界中人々」として形容詞として訳しても、本文全体の意味の理解に大きな影響を与えません。

品詞と文法に偏重しない、なんとなく読みが助長されます。

その結果、英語の成績が5でも、高校入試で9割取れても、高校生になって英語で困る人が続出します。

一方英語教育を取り巻く環境はどう変化しようとしているのか?

もちろんその答えは四技能(W,R,L,S)の強化です。

そして英語の授業中に、

「隣の人とペアになって会話練習してみましょう」

というこの世で最も不毛な時間が消費されることになります。

アホすぎ。中高6年間のうち少なくとも5年間はWriting, Listening, Speaking全ての時間をゼロにして、Readingに全振りすべきです。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp