月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

投資しましょう

私の1日の仕事は授業とその準備がメインで、それさえやってしまえば後は自由です。塾の仕事というのは実労働時間を1日4時間にしようと思ったら十分可能なので、テナントの家賃が払えて自分の生活が出来るめどが立っていれば、いくらでもラクになれます。

でも授業とその準備をさっさと終わらせて、その他の勉強に時間を使っています。塾をやっていると、生徒の英語と数学をどうにかできてもその他の科目がダメで合格圏に届かないという光景を目にすることがたまにあります(いやむしろ結構多い)。なので、英数以外もある程度見て上げられるようにしたい。もちろん英語も数学も今より自分のレベルを上げるために色々勉強を積み重ねますが、それ以外の科目もゼロからでいいし1日10分でもいいので積み重ねていけば1年後くらいにはまとまった知識になります。

だいぶ前から物理の勉強を取り組んでいて、最近やっと塾で物理の授業をやり始めました。こういうのは問題集を毎日5題解くことを数ヶ月、数年と続けてやっとあらわれてくる結果です。

高校生にとっての勉強もそう。たとえば1日チャートを10題解くことと比べたら、部活で汗を流したりスマホゲームに興じてみたり、あるいはyoutube動画をみることのほうが満足度は高いかもしれません。しかし、1日チャートを10題解いて、3年たったときに大学受験で合格できたら、その後の4年間の満足度は1日youtubeを1時間見なかったことで損失した満足度よりもはるかに大きい(経済学では機会費用といいます)。自分の未来にたいする投資というのは、1日単位でみると地味ですが数年単位でみればリターンがとてつもなく大きいものです。

難関大学にはそういう長期的な視点をもって結果を出してきた人があつまるので、良い友人にたくさんであえます。在学中より、卒業後に思いますね。

 

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp