塾の改善は毎日考え毎年何らかの変更をしていますが一番の原動力は、ひと学年に必ず1-2人はいる努力家の生徒の存在です。彼ら彼女らが頑張っている以上にこちらもこたえたいというのはエネルギーになります。
受験を終えてあと一歩で志望校に届かなかった生徒の存在も大きいです。やることをやりきって不合格した生徒が入試を100点満点に換算したときに足りなかった点は1点です。3点でも5点でもなく1点です。
5点10点足りないならもう全然ダメだったと諦めがつきますがたった1点となると「もう少し何かやってあげられたのでは」という気持ちになります。
さてここから正直に話しますが、逆にエネルギーをそがれることがあるのも事実です。生徒のモチベーションには当然濃淡があり、基本できる生徒ほどモチベーションが高くそうでない生徒ほど低いです。
やらないやつは落ちて当然、淘汰されてしまえ!what you call natural selectionじゃ!
というのは私の基本的思想ではありますが一方で、「袖振り合うも多生の縁」という言葉も好きで勉強を通じて知り合った縁なのでなんとか頑張ってほしいと思う気持ちもあります。
なので私のなかで「もうそんな生徒ほっとけよ」「いやいやもう少し諦めずに声かけてみようよ」と黒い悪魔と白井天使がしばしばケンカしています。
今のところどの生徒も退塾あるいは卒業する最後まで私から先にさじを投げたことがないのことは初めて自分で自分を褒めたいと思います(泣)
こんなこと告白されて保護者のかたも困ると思いますが、月謝を頂いているんでその分はしっかり頑張りますから!