自習したくなる授業の条件を考えることがあります。
板書型の授業で、説明が上手くて分かりやすい授業は「良い授業」かもしれませんが、家に帰った後で自習したくなるかどうかは別の話です。
今私が大学でいくつか受講している授業のなかで、自習したくなる授業は必ずしも講義の上手い授業とは限りません。
たとえば「次の授業で復習テストがある授業」は自習したくなる、というか自習しないとテストが解けないので自習します。授業の設計が上手いケースです。
「先生の説明が下手だし、毎回の課題が少ない授業」も自習したくなります。授業中に理解できないので、期末テストで点を取るために自分で教科書を探して授業とだいたい似たような内容のところを自習しないといけません。
当塾の授業では、前者の「毎回が復習テスト」型に近い授業設計をしています。
ただ塾の場合は大学と違ってテストができてもできなくても大きく困ることがないので強制力がほとんどありません。
でも最近在籍している生徒は、よく頑張っている人がほとんどです。
とくに高3になると自習量がかなり増える人が毎年多いので、良い伝統になっていると思います。