当塾でも大学生のアルバイトスタッフが何人か在籍しており、私と一緒に授業を担当してもらっています。
スタッフのみなさんがどう思ってるかはさておき、私としては「まあまあ割のいいバイト」になるように時給や勤務条件を設定しているつもりです。その結果、大学院進学とか、大学卒業くらいの大きめのイベントが無い限り長く働き続けてもらえます。
退職されると後任を探す必要が生じるんですが、採用ってめんどくさいんですよね。
高校生を教えられる人を探すのは時間と手間がかかるし、見つかったとしても万が一小児性愛者だったらとか、とんでもないポンコツ野郎だったらなどと思うと、あまり素性の分からない人は採用したくありません。
そこでアルバイトスタッフは基本、縁故(=卒業生)採用をすることにしています。卒業生採用の一番のメリットは、真面目な性格かどうか面接しないでも分かるということです。塾生として数年も面倒をみれば、手抜きせずちゃんと仕事ができるかどうか、かなり高い精度で分かります。
長く働いてもらえることは、採用コストを抑えられるというメリット以外にも、スタッフの授業技術が熟練するというメリットもあります。
4年も働いてもらえると、だいぶ要領よく教えられるようになります。