月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

勉強のコスパ高い

大迫選手が大活躍したあとのインタビューで「昔からの夢が叶った」と言っていました。こういうことを聞くことってなかなかないので、やる気でますね。そもそも大人になると夢なんてもうすっかり忘れてしまったという人が多くて、夢に向かって何か努力している人なんてなかなかいないですからね。まあ夢を見づらい時代であることは間違いないんですが、死ぬまでは何かに向かって頑張りたいです。

しかしスポーツ選手としての夢を追いかけるってリスクありますよね。才能や体格がいいという先天的な要素とその上に365日をサッカーに費やすという努力をもっても選手として食べていけるようになるというのは、サッカー人口からの割合で考えると東大に合格するのとどっちが難しいでしょうか?

サッカーを諦めた場合も、きっとそこまで選択肢ないと思うんですよ。スポーツ選手を志すリスクって、それ一筋になってしまうので他のあらゆる可能性を潰さざるを得ないところにあるのでは?

逆に、勉強して大学にいって…というのは一見地味ではありますが、一応大学院くらいまでは選択肢を広げる方向の進路ですから、とくに人生をかけてやりたいことなどない人にとっては判断を先送りできるという点で合理的。大学進学して会社員になるというシステムは私もお世話になりましたが、普通の人にとって大変ありがたい社会の受け皿ですね。

親が学費をだしてくれるとしたら本人にとってはリスクゼロでリターンはそこそこですから、使える限りの時間を突っ込むべきでしょう。勉強ってコスパ最強ですよ。

 

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp