毎年新高1の春期講習といえば「因数分解」でありまして、チャート例題でいうと19題ほどの分野なんですがこれを講義形式の授業で演習もはさみつつ教えると2時間×5回くらいかかります。
ただこの19題の中には「それって高1の春休み終わったら入試終わるまで1度もやらないよね」というような、因数分解のための因数分解みたいな問題もあって「でも一応教えておくか」ともやもやしながら今まで教えていました。
とはいえ正直因数分解って簡単なたすきがけのものができて、あとは「次数の低い文字に注目して整理」というルールを覚えるだけで十分なので、今年は思いきって不要な例題は削って教えることにしました。
これだと演習メインで教えても2時間×2回の4時間で終わります。これまで5回必要だった授業回数が2回になって、効率は格段にあがりました。
こういう具体的内容だけでなく授業の教え方の仕組みも昨年より今年、今年より来年のほうが洗練されていく分、塾での勉強の効率というのは上がっています。
それを生徒や保護者のかたが感じることはなく、したがって誰にも褒められることがなくてさみしいので、blogでアピールしておきます。