月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

進路決定なんて適当でもなんとかなる説

中学生の高校選び。五条高校に行こうが、西春にしようが、受験で落ちて滑り止め校になろうが、人生に大きく影響しません。

高校生の大学選び。こちらは、どこに進学するかで人生の打ち出し初速度がバラバラになります。その一歩手前の文理選択も大きい進路選択です。

でも高校生からしてみたら、大学にせよその後の職業選択にせよ全然想像ができないなかでどうやって決められるの?と思うでしょう。

一生懸命考えたらいいんですが、私は「一生懸命考えても考えなくても人生どうにでもなる説」を唱えたいと思います。

人生は多くの人が思っているほどハードモードゲームというわけではなく、わりといきあたりばったりでもなんとかなるノーマルモードゲームというのが40年近く生きた私の感想。

・高3で理系クラスから文転

・会社員7年目で脱サラ開業

・資金もバイトスタッフもいないのに桜山校舎設立

・天から降りてきたメッセージによって二度目の大学進学

・新年の思いつきで桜山校舎移転

・様々な種類の借金を合計で○千万円

・選挙出馬(今年の予定)

など色々体験してきましたが、なんとかなってます。

最近の政治家の人達の様子をみても、「103万円の壁を壊すのに財源が○兆円必要」という人もいれば、「定額減税に財源なんてなかったよ」という人もいるし、「税は理屈の世界(キリッ」という人はガソリンの二重課税の理屈を説明できないと思いますし・・・

たぶん、世の中のことってほとんどのことはどうにでもなります。

そこに進路決定に色々理屈を考えてみても、結局想定外の理屈によって予想通り進まないことのほうが多いです。

というか、一生懸命考えても満足のいく意思決定をすることはムリ。世の中のほとんどのことなんて、やってみないと分かりませんから。

でも、注意して欲しいのは意思決定は適当でも決定したあとの行動は適当じゃ駄目だということ。

中高生諸君は、すでに中学受験あるいは高校受験を経験済みだと思います。

受験勉強は悔いなくできましたか?

一生懸命行動した結果であれば、今の時点のみなさんの人生は満足しているはず。

でも受験勉強を適当に手抜きでやっていたら「あのときもっと勉強していたら・・・」と後悔することになります。

手抜きせず行動できるなら、意思決定はたぶん適当でも人生なんとかなります。

 

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